味の素の売上が不調な理由

就職人気ランキング19位にランクインしている味の素。

スーパーに行くと100%見かけますね。冷凍餃子や”味の素”を目にしたことがあるでしょう。

そんな就職人気企業の味の素ですが、近年の事業の成績はどうなのでしょうか?

今回は味の素のリスクや課題について分析しました。

※こちらの記事は主観が含まれており、データも極力信頼できるところから取っていますが、事実と多少異なる場合がございます。

今回は売上分析と戦略分析を軸に、味の素の現状を探ります。

2016年度まで売上は伸びていたものの、ここ数年は売上が横ばいか微減しています。

事業利益を2017-2019年経営計画で重要指標として据えていましたが未達でした。

むしろ2016年度よりも落ち込んでいるのは気になりますね。

当期利益は2016年度と比べると半減しています。

理由を少し探ってみます。

その他営業費用が大きくなっています。

理由は、味の素フーズ・ノースアメリカ社と、イスタンブール味の素食品社ののれんの減損損失を計上したことによります。

カンタンにいうと、買収した2社が思ったより成長しなかったので、その分を減損処理したということです。

この辺りは味の素の弱みともとれますね。

2016年度の伸びです。

売上17.8%増、営業利益22.2%増、当期純利益36.8%増と素晴らしい成績です。

同年に出している中期経営計画ではFIVESTARSという、東南アジアを中心とした成長戦略を据えていました。

しかし、成長が期待されたFIVE STARSでしたが、2018年度の決算説明資料からFIVE STARSの文言が消えました。

つまり、思った以上に伸びず、投資家に対して見せたくないということですね。

事業利益も目標の1240億円に対して920億円と、大幅に未達でした。

一方で、アミノサイエンスに関しては目標を上回る215億円の売上で、今後はここの成長が鍵になるでしょう。

ただ、まだまだ食品分野と比べて規模が3分の1程度なので、もう少しは我慢or買収戦略にでるのではないでしょうか。

考察は上記のスライドにゆずります。

味の素は就職においてとても人気ですが、それでも事業は苦戦していると言えます。

このことから「じゃあ味の素には行かない」という結論を出すのではなく、

「どうすれば味の素を救うことができるか?」という就活ができるようになって欲しいです。

 

そうは言ってもなかなか難しいですよね。ただ、私たちイロミルは、そんな「会社や社会に対して価値を生み出す視点」を持った学生を輩出していきたいと考えています。

この記事を書いた人

IRomiru編集部